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みそっぷランド、永遠に 2012年6月11日

味噌はよく知られた食品である。
しかし、「詳しく知っているか」というと、意外に知られていないものでもある。あまりに身近すぎるからだろうか。
 日本に冠たる発酵食品であり、日本人の知恵の結晶とも言える「味噌」について、もっと多くの人に情報を発信し広げていきたい、
その思いが「みそっぷランド」の始まりであった。
 そして「味噌」について全国唯一の(ということは世界で唯一の)味噌専門情報誌が、昭和62年に春に創刊された。
以来年4回のペースで発行を続け今に至っている。
 こうしたミニコミ誌(?)が18年以上も続いているということだけでも、希なことである。
それは、仕事の傍ら締切に追われながらも原稿を書き続けてきた社員の皆さんと、折々励ましを下さった多くの読者の方々のお陰である。
 そしてさらに言うなら、これが「味噌の新聞」だからこそ、いままでネタも尽きずに続けてこられたのだと思う。
その位、味噌は話題の尽きない、懐の広い、すばらしい食品なのである。
「味噌文化」はこれからの時代を経ても、変わらぬ強さと魅力を持つだろう。
 これからも伝え続けたいものである。

味噌の昔、そして今… 2012年6月11日

味噌はもともと「お好み」がある食べ物といわれていた。
赤味噌が好きで白味噌がキライとか、その逆とか、甘いのがイイ、甘くちゃダメとか、いろいろであった。
 それぞれ育った家々で、そこで食べていたものに馴染みがあるからだといわれていたが、今はそうでもなくなってきた。
今の家庭ではいつも決まった味噌だけを食べているということがなくなりつつあるからだ。
 昔は味噌は「ただの味噌」だった。
お酒屋さんで量り売りをしていた時代、味噌がなくなればご用聞きに「お味噌持ってきて」といえばいつもの味噌が来たし、
店でもせいぜい3~4種類しか扱っていなかった。だからいつでも「同じ味噌」を食べていた。
 今はお味噌はスーパーで買う。スーパーの棚には、普通40~50種類のお味噌が並んでいる。
しかもそのうちの半分以上は1~2年で入れ替わる。
お客様も「前にアレを買ったから今度はこれを・・」とあれこれ試し買いをする人が多い。
 全国のものがいつでも売っているのは便利だ。それをあれこれ買うのも買い物の楽しみである。
しかしその便利さ、目新しさと引換に、地域に根ざした食文化の色が薄められていってしまうことにも目を向けたい。
 味噌は目に見えない微生物が造る。地域の風の香りが、その地元の味噌になる。それは本当はすごいことなのだが・・。

みそは誰が造ってる? 2012年6月11日

味噌の不思議なところは、人が造るものではないところにある。
人が造らないで誰が造るかと言えば、もちろん「微生物」である。
 人間には、大豆や米などの穀物を「味噌」というまったく別なものに変化させる力はない。
すべて目に見えないぐらいの微生物が、昼夜を分かたず、土日も休まず働き続ける結果として、味噌が出来るのである。
 近頃急に「手造り味噌教室」が大繁盛し始めた。
「自分で造る楽しさ」「安心感」が人気のようである。
教室では、文字通り「誰にでも造れる」のがミソだから、「これだけでいいの?な~んだ、味噌なんか造るのはカンタン」という具合に思えてしまう。
 どうやっても味噌は出来てしまうだろう。
しかし、どういう味噌を造るのか、造る人が目指す味噌がどういうものなのか、というものがない味噌仕込みは、ただの「混ぜこね作業」でしかない。
 味噌を造ろうとするものは、それを実現してくれる目に見えないものへの感謝の気持ちを欠いてはならない。
 古の日本人から受け継いだすばらしい醸造の知恵と、それを支える目に見えないものへの畏れを持つこと、本来味噌造りはそういうものであった。

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