味噌と餃子の通販|青源味噌
HOME社長ブログ侃侃諤諤手前味噌 > 世界的食糧危機

世界的食糧危機

原油が高騰してガソリンや石油製品が値上がりしている。
また二酸化炭素(CO2)による地球温暖化など、地球規模の問題が話題になっている。
 これらのことはもちろん重要なことであるが、もっと緊急でさらに深刻な問題が起こっていることが日本国内ではあまり意識されていないように思う。
その問題とは、「世界的食糧危機」である。
世界は2007年を境に穀物の需要と供給が逆転した。つまり消費が生産を上回った状態になった。
 これは一時的な不作や需要増といったことではなく、
世界的な人口増加と中国インドなどの経済発展に伴う消費増加を要因とする、いわば構造的な受給バランスの問題である。
だから来年になれば解決する、5年後は解消しているということにはならない。
 日本は先進国では例を見ない、食料の約6割を輸入にたよる国である。
その日本がこうした世界の食糧事情についてこれといった施策もとらず、
民間の商社が高い相場の中で買い付けるに任せているに過ぎない現状は、おそろしいといってよい現状ではないだろうか。
 食料というものはすぐに作れるものではない。時間もかかれば気候条件もいる。
そして、人が生きていくためには必ず必要なものであるから、その安全性と必要量の確保は国家の安全保障戦略上も極めて重要である。
 賞味期限表示は大事なことである。消費者保護の観点からの施策強化も必要である。
しかし、世界の構造的食糧危機の事態にあっては、
もっと食品の効率的な利用の必要性を説き、無駄のでない消費構造の構築し、消費者の知識向上や理解の促進をすすめなければならないのが緊切な政策だろう。
 「食べものを大事にしなさい」という子供への躾の根本が揺らいでいる。今こそ、日本人全体が肝に銘じるときではないだろうか。

ページトップへ