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食文化の危機

国民の安全を守ることは国家の役割である。
それは、他国の武力侵略のような直接的な危害だけではない。
安全で適正な量の食糧を国民に供給するための国内農政や、
輸入の場合にはその入手先への援助などの働きかけや輸送ルートの安全確保、それが国の仕事である。
 今の日本は、それがない。
 補助金農政の破綻以降、農家には過酷な行政施策を重ねてきた。
政府のスタンスを一言で言うなら「嫌ならやめろ!」である。
 無策を棚に上げて、「米の消費減は食卓の多様化、欧米化の結果」と、米の生産を減らすことを一部の役人の仕事とさせている。
 世界でも歴史を持つ国にはその国独特の文化、また食文化がある。もちろん日本にも優れた食文化がある。
米を食べることを基本とした世界に冠たる食文化である。
それがどれほど優れたものであるかは、いま世界の先進国に起きている健康食としての日本食ブームをみても明らかである。
日本人は世界に誇れる食生活をし食文化を形成し、それを基礎として長寿な国をつくってきた。
世界一を誇る日本の平均寿命を上に引っ張っている元気なお年寄りが、
何を食べて育ち、年を取った現在においても、どんなものを毎日食べたいと思っているか。
その日本型食生活=食文化は、今大きな危機に瀕している。
農業従事者のモチベーション低下、後継不足、農地の荒れ野化、教育、医療現場での効率優先による日本食の出現率低下。
何よりそうしたことへの無策。一方では地球規模の未来にわたる食糧不足。
こんなことでどうするのか?政策の目的が、「選挙で得票すること」にのみ傾いた、平和の国日本。
これもまた、政治家と役人だけを責めて事足りるものではない。我々日本人が決断しないと何も変わらない。
日本のすばらしい食文化を正しく後世に継承しようと。それが日本人としての義務であると。

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