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ワカメの味噌汁 

秋月辰一朗著「体質と食物」という本がある。
戦前、病弱だった秋月少年は医学を志した。
長崎では自ら被爆しながら多くの被災者のために働いた。
爆心地から1.8キロメートルの秋月医師のいた病院だけ、介護者に原爆症がでなかった。
病院が味噌とワカメの集積場所であったので「ワカメの味噌汁」ばかり飲んでいたことが一因であろうと氏は思った。
秋月先生は臨床医として食べ物と人の身体の密接な関係を痛感した。
多くの患者に接し研究を重ねていくうち、日本人にとって「食」の要は味噌汁であるという確信にたどりついた。
「子供が病気で何も食べられない」と相談にきた親にみそ汁を薦めた。
「なんだ、味噌汁か」と、不満そうだった。味噌汁など食べても食べなくてもすむものだと考えている。
だが先生は「わかめと油揚げのみそ汁」が病弱だった自らの身体の要(かなめ)であったことを語り、患者に薦め続けた。
「道は近きにあり。これを遠きに求む」という。味噌汁は秋月先生を始め、多くの人の命を救った。すばらしい食べ物がここにある。

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