特集 おみそのPOWER PartⅡ
お花見シーズン到来!寒~い冬をじっとがまんして、やっと訪れた春。熊やかえるや毛虫(うわ~)やら、みんなが飛び出す、活動的な季節です。人間だってじっとしては、いられません。我が社の編集員達は桜を見ながら、飲めや歌えのドンチャンさわぎ。次の日の仕事にさしつかえるんじゃないかって?いえいえ、編集員達は毎日みそ汁を飲んでいるので元気一杯なのデス。あいからず。みそにはたくさんの効果があります。例えば・・・とりあえず、5つの例をあげてみましょう。
●朝の味噌汁が腸内を清掃!
今、食物繊維が第六の栄養素として爆発的な人気を浴びています。そもそも食物繊維は消化酵素で消化されないもので、体の中の栄養素となるものではありません。栄養素でもないのに人気があるのは、腸内で毒素を出して有害な働きをする糞便を早く追い出す働きや血管に害をなすコレステロールの吸収作用を悪くすることや、さらに余分な塩分と結合して排泄することなどから血圧を下げて、成人病のいろいろな発生原因を防止する条件が整っているからといえます。食物繊維が不足すると多くの病気の原因となります。そのもっとも大きな障害が便秘です。便の停滞は悪玉腸内細菌の増加で各種の発ガンの原因となります。特に大腸ガンの発生を多くしていることは日本人が戦後欧米化の食傾向を示し、明らかに食物繊維不足で悪玉腸内細菌を有意にしたからと考えられています。味噌の原料の大豆には乳酸菌も多く含まれています。「味噌汁は朝の毒消し」ということわざの意味するところは、味噌汁を毎朝飲むことでいつのまにか健康が維持できますよということなのです。日本人には日本人に合った伝統的な食生活が不可欠であるといえます。野菜中心の具材の味噌汁を少なくとも一日1杯!出来れば三杯食べていただき腸をきれいにして健康な体を作りましょう!!
●二日酔いにみそ汁がいいのはなぜ?
味噌に含まれる物質に「コリン」というものがあります。この成分は主に、味噌の原料である大豆に多く含まれています。
「コリン」は肝臓に入ったアルコールが脂肪となって蓄積するのを防いだり、肝臓に蓄積された脂肪の消失を促進させる働きがあります。コリンが欠乏するとアルコールが体外に排出されないため脂肪肝になってしまうのです。
そこで、飲み過ぎた翌朝に活躍するのが味噌汁という訳です。飲み過ぎた翌朝に味噌汁を飲むと、体内に残っているアルコールがコリンの働きで早く体の外に排出されます。朝、二日酔いで気分が良くないからと言って何も口にしないよりも、味噌汁を一杯飲むだけで肝臓には何倍も良いのです。また、コリンを多く含む食品として卵黄、豆類、小麦胚芽などがあります。
ちょうど今頃の季節は全国どこでも歓迎会や送別会でお酒を飲む機会も多いのではないかと思います。お酒の量はほどほどがいいと思っていてもついつい飲み過ぎてしまうあなた!翌朝の味噌汁を忘れずに飲んでお酒で弱った肝臓を元気にしてあげましょう。
●すごいぞ マスキングパワー
突然ですが、鯖の昧噌煮は好きでずか?焼くのはもちろん、味噌で煮るのもおいしいです。鯖にかぎらず、鯉・鰯・肉など味噌と一緒に調理すると、風味を増し一層旨味が引き立ちます。みそは他の調味料と違い姿ある調味料であり、大きな役割を果たしています。鯖の味噌煮を例にすると、濃いめ味噌汁程度の煮汁で材料を煮ると,味噌の香りは減少しますが、生臭みは消えおいしくなリます。鰯のつみれを作る時に、少々の味噌を入れるのも同様の効果を得る為です。味噌は水に溶かすとコロイド状になり、加熱すると粒子結合が起き、結合しながら魚肉の臭味成分を吸着します。この時の臭味を包み込む効果を「マスキング」と呼びます。だし材に煮干しや鰹節が合うのもこの特性のおかげです。味噌が魚肉の臭味を消すのは、成分であるたん白質によります。焼肉を食べた後,髪の毛やセーターに匂いがついた経験あリませんか?これもたん白質の吸着性質が原因となります。しかし味噌はこの性質を長所に変えてしまう万能調味料です。この「マスキング」効果には材料の脂肪・調理等の油っぽさを抑制する働きもあります。一番の好例は中華料理でしょう。青椒肉絲・回鍋肉・麻婆茄子など見た目はギラギラとしていますが、味噌が油分をやわらげて、まったく油っぽさを感じさせず、いくらでも食べられます。あまり聞きなれない「マスキング」ですが,普段何気ない料理方法にあリました。















