お味噌パワーで若返り~抗酸化力の証明~
お味噌パワーで若返るということですが、では、老化とはどんな事でしょうか?
例えば油が古くなるとドロッつと嫌な臭いがしたりしますよね。
これが油の過酸化状態というわけです。
体は年を取るとどうしても過酸化脂質がたまるようになり、動脈硬化の促進をはじめとして、
女性の悩みのタネでもあるシミなど、人体の各部に悪影響を及ぼします。
これが体内に増えることが老化へとつながるわけです。
そしてこのような過酸化状態になるのを防ぐ力を抗酸化力といいます。
この抗酸化力の証明となる実験例をいくつかご紹介いたします。
まず、いわしの油脂の酸化についての実験で味噌漬けにした場合、酸化があまり進まないという結果が得られています。
又、サポニンをサラダ油に入れると酸化を防止するという結果もあります。
その他大豆製品の中でも味噌の抗酸化力の強さは、
抗酸化性の故に評価されているインドネシアのテンペよりすぐれていることにも注目したいものです。
ラットの実験で、未熟成味噌よりも熟成味噌を投与した方が肝臓内酸化抑制効果が高まる事も解っています。
味噌の抗酸化性が体内ではどんな作用を示すか、これから更に研究が進み、期待がもてるところではないでしょうか。