味噌に含まれるビタミンの効用
最近は健康食品ブームでビタミン、カルシウム、DHAなどを含んだ食品が多く出回っていますが、
味噌もビタミンを多く含む食品であることをご存じでしたか?
ビタミンは原料である大豆や米に多く含まれていますが、水洗処理や加熱処理によって一部が失われてしまいます。
しかし、ビタミンB1・B12については、味噌の発酵中に微生物が生産するため、他のビタミンに比べると比較的多くなります。
では、ビタミンの効用について一部ご紹介しましょう。
◎ビタミンE
抗酸化作用物質として働くため、細胞の老化原因である過酸化脂肪質の生成を防ぎ、老化防止となります
◎ビタミンB2
体内の酸化還元を促進し、優れた健康と体力を持続し、長生きすると言われています。
◎ビタミンB12
欠乏すると悪性貧血や神経障害の原因となるので、充分取れば造血作用や神経疲労防止の働きをします。
さらに工夫してビタミンB12が多く含まれているシジミ、
アサリなどの貝類を具にした味噌汁を飲めばビタミンB12の摂取量は相乗的に多くなり、
神経症の予防、特に現代病と言われるストレスによる神経疲労に効果が現れるとされています。
味噌そのものにビタミンの効用はたくさんありますが、
味噌汁にすることにより、いろいろな具を自由に取り合わせて、
普段食べにくいものでも、食べやすい形で取り入れられます。
そして、体に良い栄養素を一度にたくさん摂取できることが他の食品にはない味噌の利点と言っていいでしょう。
皆さん!毎日一杯、優れた健康食品の味噌汁をおすすめ致します。