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味噌で健康 ―その歴史と科学―(4)

日本人の長生が世界的に注目されている。一世紀を生きた、つまり百才以上のお年寄りは現在日本全国に3,298人、つまり約3万人に一人の割合で百才以上の人がいる、という事になる。これが90才以上となればその数はドーンと増える。日本人はなるほど長生きだ、世界一だと今更ながら感心することになる。平均寿命の男子75.5才、女子81.3才を雄々しく(?)上に引っ張っている方々はどんな暮らし、食生活をしてきたのだろうか。

食文化史研究家の永山久夫氏によれば、長生きしている人たちの食生活にはほとんど例外なく魚が好きだという特徴がある、と言う。特に刺身が好きでトロやヒカリモノを好むそうだ。そして2番目はこれは例外なく『みそ汁』。ここまでは地域差、性別を問わないという。

こうなると長寿の人は味噌汁を飲んでいる、という一つの事実が「味噌汁を飲むと長生きだ」から「味噌汁を飲めば長生きだ」と派生変質して奇妙であざとい健康談議となってしまいかねない。もちろん長寿の秘密がそんな短絡的なところにあるはずはない。

しかし、要因として「食」が占める部分は決して小さくはあるまい。お酒が好きな人が多い、粗食を旨として自分で漬けた漬物を毎食欠かさない、三度の食事はしっかり食べる・・・。

百才になる人が「長生きの秘訣を教えて下さい」と聞かれて「そんなのわかんねェ」と応えていた。なるほど正直な人だと思う。長生きの人のメニュー診断をしたら、これでは短命だ、という評価が出た、という笑い話もある。普通の人が普通の食生活をして(食に対するこだわりなどは無しに)普通の生活をしていていつの間にか長寿と呼ばれるようになった。どうも百才を超すような人にはそんな「フツーの力」があると信じている。百年の風雪に耐えた人生、その傍らには百年間常に「味噌」があった。それは科学を超えてそこにあった。

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