青源オリジナルの「ペディオ」は、宇都宮大学農学部との共同研究によって誕生した、宇都宮生まれの植物性乳酸菌飲料です。
発酵に関与していた微生物の正体が分からず、商品化の壁となっていましたが、青源の蔵に古くから棲みついていた「ペディオコッカス・アシディラクティシーAS19」という乳酸菌の存在を突き止めたのが、同大学農学部の前田勇(まえだ・いさむ)教授=応用微生物学=でした。
前田教授は、いわば「ペディオの生みの親」にあたります。
この共同開発の内容は、来年度の宇都宮大学入学案内にも、同大学の中心的な取り組みとして紹介されました。
先日、弊社の青木敬信社長とともに、前田教授の研究室を訪ねました。「古くて新しいペディオのチカラ」をテーマにした対談のためです。(対談内容は後日、インターネット上に公開します。お楽しみに。。。)
その際、ペディオコッカス・アシディラクティシーAS19菌の電子顕微鏡写真に温かいまなざしを向けながら、にこやかに語った前田教授の言葉が印象的でした。
「顕微鏡をのぞいた時に、丸いとかわいらしいですね。とがってないからね。そこ重要ですね。人間も丸くならないと。若いときはね、ちょっと、とがってるときもあったんでしょうけど私も。やっぱり丸いっていうのは、大事な要素ですよね」
目には見えない、でも、確かに存在する小さな、小さな微生物。彼らから学ぶことは大きいなぁ、と。
まあるく、まあるく。
それ以来、ペディオを口に含むときは、不思議と穏やかな気持ちが満ちるようになりました。
便通の改善効果やアトピー性皮膚炎に対する機能性など「ペディオコッカス・アシディラクティシー」の可能性を裏付ける研究は、現在進行形で続いています。
前田教授の研究の最新情報についても、ブログでお伝えしていきます。