21代目社長と社員でつくる! 400年の発酵屋ブログ
2023.11.9

発酵食品で健康力UP!宇都宮で講演会

宇都宮市北生涯学習センター主催の現代考座「北洲塾」が8日、同センターで開かれ、弊社の青木敬信代表が「お味噌のはなし 発酵食品で健康力UP!」と題して講演しました。

発酵食品の大切さを見直そうと、ボランティアスタッフ「ともしび」が企画。65歳以上の市民ら約30人が参加しました。

初めに青木代表は、創業400年の歴史を持つ青源の歩みを紹介。次いで、味噌の歴史や種類、発酵の原理、機能性など、さまざまな角度から味噌を深掘りしていきました。

「発酵熟成のところ、これが重要でして。ここが、味噌のミソでして…」

軽快なジョークも飛び出し、ユーモアあふれる語り口に会場は幾度となく笑いが起きます。

「味噌の歴史は1300年。飢饉や災害などいろんなことがあったが、ずっと造り続けられてきた。ただ、おいしい、便利だということだけでなく、日本人にとって健康を支えるための食べ物だったという要素があるのではないでしょうか」

武家の常食は汁かけ飯だったこと、味噌の中で病原菌が生きられない背景には、縄張りを守ろうとする微生物の攻防があること、古くから日本人の健康を支えてきた麹菌や乳酸菌の存在、そして、がんの発病率を下げる味噌汁の力-。

参加者はメモを取るなどして熱心に耳を傾けていました。

 

休憩時間には、青源の蔵付き乳酸菌を培養増殖させた乳酸菌発酵飲料「ペディオ」の試飲も。


ペディオの主役は「ペディオコッカスアシディラクティシーAS19」という名の植物性乳酸菌。青源の味噌蔵で発見された日本人になじみ深い乳酸菌で、宇都宮大学農学部の研究によって、腸内環境の改善をはじめとする高い機能性があることが分かってきています。

この乳酸菌特有のたくましさについて説明した後、青木代表が「皆さま、明日の朝は何かいいことがあるかもしれません」とつぶやくと、会場は、また笑いに包まれました。

 

参加した人は「いかに本物を食べるか、ということを実感しました。一人暮らしが増えている中、栄養が満たされる味噌汁は、とてもいい食べ物だと改めて認識しました」「センターに向かう時は『なんだ、味噌か』と思っていたけれど、とてもいい勉強になって、来てよかった。健康のために発酵食品を始めたい」などと話していました。

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