今回は雑食とされる犬、猫において、発酵食品を摂取することが腸内環境に良い影響を与えるか、についてお話しします。
答えは、イエス!です。
犬、猫においても、お腹の不調とは、腸内細菌の多様性が損失され、種類が減っている、つまりある種のものが幅をきかせているということを意味します。
発酵食品は、腸内細菌の多様性をもたらす、つまりは特定の微生物だけが異常に増える状況を抑える効果があると考えられています。
では、発酵食品なら何を与えても良いのか?といえば、それは違います。犬、猫に有害とされる食品を使った発酵食品を与えることは危険ですし、納豆を与えたりすると、ペットの口周りに納豆菌が付着することで納豆菌が家中に広がってしまったら困りますね。
青源がおすすめする犬猫への発酵食品は、水と、米麹しか使用していない甘酒です。市販のヨーグルトなどは果糖、液糖が含まれるので望ましくありません。甘酒をごく少量、人間が飲むよりもっと薄めて与えてみてください。続けることで、便秘がちなペットにも変化があるはずです。
お腹の調子を整えて、人もペットも、心と体を健やかに家族みんなで仲良く過ごしたいですね!