「味噌」といえば、日本の伝統的な健康調味料。
どのお宅の冷蔵庫にも常備されていそうですが、「味噌汁」以外の出番って案外少ないのでは?「発酵食品って体にいいとは分かっているけれど、使い方がいまいち分からない」。そんな声も耳にします。
そこで今、注目度が高まってるのが青源本店の「発酵食品アレンジ教室」
味噌、甘酒、塩こうじ―。こうした発酵食品を使うおすすめレシピや、発酵食品の簡単な活用法をお伝えしています。
講師は、青源オリジナルブランド「E’s kitchen(イーズキッチン)」などのメニュー開発を手掛ける坂寄悦子さん。
坂寄さんは青源に入る前、主婦として、自宅キッチンで料理の腕を振るっていました。自家製酵母を起こしながらのパン作りをきっかけに、発酵食品のおもしろさにはまり、発酵食品ソムリエ・味噌ソムリエの資格を取得。講師となった今も、生活目線はそのままに、日々の暮らしに役立つ発酵食品活用のヒントを分かりやすく伝えています。
31日には①秋のごちそう味噌グラタン②キャラメル味噌マフィン③豆乳味噌マヨネーズ―3種の味噌を用いた料理教室に10名の方が参加してくださいました。
まずは、坂寄さんがそれぞれのレシピの作り方を実演。皆さん、真剣な顔つきで坂寄さんの手元に注目しています。
「今回のグラタンには極上白味噌を使いました。粘り気のある味噌なので、グラタンをまったりさせてくれます。そういう選び方も楽しいと思います」(坂寄さん)
ワンポイントアドバイスを交えながら、教室は終始、和やかなムードで進みました。
実習で皆さんが試作したのは、豆乳味噌マヨネーズ。卵ではなく豆乳を使った、味噌の風味が食欲をそそるヘルシーマヨネーズです。
シャカシャカと材料を混ぜ合わせる音が教室に響き、皆さんの手元で、クリーミィーなマヨネーズが出来上がりました。
お待ちかねの試食タイム中、坂寄さんは「突撃!隣の晩御飯という番組がありましたが、隣のお味噌事情、気になりませんか?恥ずかしながら、私の自宅のお味噌をお見せしますね」。そう言って3つのタッパーに分けられた味噌を披露。参加者の皆さんの「我が家のお味噌」談義にも花が咲き、教室は締めくくられました。
参加したお一人は「自宅でも簡単にできそうなレシピなので早速、作ります。発酵食品を少しずつ取り入れて、健康に年を重ねたいですね」と笑顔を浮かべていました。
坂寄さんが講師を務める年内の「発酵食品アレンジ教室」はヘルシーな発酵クリスマスディナー編が12月5日(火)・15日(金)に予定されています。
お申し込みは青源本店028-633-3335へ。