青源本店の新しい体験教室が1月12日、スタートしました!
その名も「発酵体験LABO(ラボ)」。
手軽に、そして気軽に発酵食品づくりを体験できる教室です。
初日は「塩麹を3種仕込もう」。青源本店メニューの監修を務める発酵食品ソムリエの坂寄悦子さんが講師を務めました。
仕込んだのは一般的なプレーンの塩麹、カレー粉を加えたカレー塩麹、乾燥バジルを混ぜたバジル風味の塩麹の3種類。塩にもこだわり、ドイツ岩塩、ゲランドの塩、赤穂の塩と3種類が用意され、組み合わせを自由に選ぶことができます。
さらに、使用した麹は青源本店の敷地内にある第二製造所で教室前日に出麹を迎えたばかり。
参加した13名の方は、できたての新鮮な麹を容器に入れ、好みの塩とフレーバーの塩麹造りに取り組みました。
「十分に混ぜることが、おいしくできるこつです」と坂寄さん。皆さん、容器に目を凝らしながら、スプーンで黙々と材料を混ぜ、シャカシャカという音だけが教室に響きます。
「LABO(ラボ)」の名のごとく、まるで研究室さながらの光景です。
人の手だけでは造れず、微生物に元気に活動してもらうことで、おいしくなるのが発酵食品。いわば、発酵食品づくりは、人と微生物の協働作業。
「皆さんに仕込んでいただいた生の塩麹は、麹菌が生きています。冬は10日くらい発酵に時間がかかるかもしれません」と坂寄さん。材料や分量は同じでも、容器を保管する環境や、混ぜ方などによって、出来上がりが変わるというから、面白いものです。
教室では、そうしたおいしくなるためのポイントを坂寄さんが分かりやすく伝授しました。
参加したお一人は「どんな味になるのか、塩こうじを育てていくのが楽しみ。うまくできたら、お肉を漬けこんだり、野菜と和えたりしてみたい」と笑顔を見せ、わくわくした様子でした。
発酵体験LABOは、発酵食品のある暮らしの入り口として、1~3月は塩麹のほか、「生の」ぬか床を仕込む(2月16日、3月21日)、3種の漬物を仕込む(3月1日)、フルーツビネガー造り(1月16日、2月20日)を予定しています。各回午前10時半~同11時半で、実習がメーンとなります。
坂寄さんは「発酵食品は難しくて垣根が高いイメージがあるかもしれませんが、簡単に作れるものもあって、やっぱり健康にいい。LABOでは気軽に使える調味料などをテーマに今後バリエーションも広げていくので、発酵生活の入り口として、ぜひご活用ください」と呼び掛けています。
1年の始まりに発酵食品を生かした健康づくりへの一歩を青源本店から踏み出してみませんか?
教室の問い合わせ・お申し込みは青源本店(028・633・3335)へ。