21代目社長と社員でつくる! 400年の発酵屋ブログ
2024.10.7

麹造り体験教室の同窓会が開かれました!

麹造り体験教室の同窓会がこのたび、青源本店で開かれました。第1期生から第4期生まで8名の方にご参加いただき、とても和やかで楽しい会となりました。

会場には同窓会の文字や教室時の写真が飾られ「久しぶり!!」「元気だった!?」という声が行き交い、笑顔があふれる中、同窓会はスタート。

「(麹の)お父さん」と呼ばれている村田浩之工場長が手塩にかけた、同窓会当日の4日目に出麹を迎えたばかりの麹が披露されると「かわいい!」「おめでとう~」「また産んだんですね(笑)」。教室を経験された皆さまの眼差しは、麹への優しさにあふれていました。

皆さま、旧知の仲のように親しみが深く、共感しあえるのは、やはり昼夜を分かたず3日間、麹という「いきもの」の誕生にともに立ち会った感動の共有があってこそ、なのでしょう。

 

この出来立ての麹で実習が行われたのは「三五八(さごはち)」の作り方。塩と麹、ごはんを使った漬け床で、塩麹の原型として、福島の会津地方で親しまれている郷土食です。

青源本店メニューの開発を担当する坂寄悦子主任が講師となり、青源の青木敬信社長も加わって、和気あいあいとした雰囲気で実習は進みました。

この日仕込んだ三五八の発酵熟成期間は、約3カ月ほど。できあがったら、きゅうり漬や、漬け魚などの料理に活用できます。同窓会のことを思い浮かべながらの実食、楽しみですね!

懇談会では、再会を祝って村田工場長が育てた麹で作った極上の甘酒で乾杯!

三五八を使ったキュウリと大根のお漬物、鶏むね肉のつけ焼きをご試食いただきながら「発酵食品のある暮らし」話に花が咲きました。

「発酵の沼にすっかりはまっちゃって」「麹でパンを焼いています」「発酵の資格を取りました」「自分で麹をつくるようになったんです」―。発酵愛、麹愛あふれるお話が盛りだくさん。

麹造り体験教室から羽ばたいて飛躍する皆さまの「発酵ライフ」に感動し、改めて麹の素晴らしさ、そして、麹のある暮らしの豊かさを実感する機会となりました。

「日本の伝統食品の礎になっている麹は、発酵ライフのかなめ。さらに活用の幅を広げていただき、青源もそのお手伝いができればと思います」。青木社長のあいさつで同窓会は幕を閉じました。

 

青源本店の「麹造り体験教室」は、職人の手ほどきをうけながら、じっくりと3日間(夜間はモニターで観察)、麹室で麹を仕込む特別な教室になります。

日本の発酵食品への眼差しが変わる、そして、小さな命が愛おしくなる、もっといえば、生き方が変わるきっかけとなる教室かもしれません。

日程は下記となります。皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げます!

第5回 11月18日(月)、19日(火)、20日(水)

第6回 1月18日(土)、19日(日)、20日(月)

第7回 2月6日(木)、7日(金)、8日(土)

第8回 3月9日(日)、10日(月)、11日(火)

定員6名様、参加費お一人15000円。問い合わせは青源本店(028-633-3335)へ。

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