21代目社長と社員でつくる! 400年の発酵屋ブログ
2024.12.9

「腸が変われば、生き方が変わる」青源本店で講演会

自然派医師として知られる本間真二郎医師の講演会が9日、青源本店で開かれました。本間先生の講演会は昨年に続いて2回目です。

今回は「腸が変われば生き方が変わる~知られざる腸内細菌の世界~」のテーマで、私たちの健康において、腸内環境がどれだけ大切なのかを、数々の事例をもとに分かりやすくお話してくださいました。

「微生物が生きている生の発酵食品で、お客さまの健康な暮らしを応援させていただきたい」というのが、青源本店の想いです。

お話の中には「一物全体食」「生きたものを丸ごといただくこと」「食事とは命をいただくということ」という言葉が何度も登場し、微生物をそのまま体に取り込むことができる生の発酵食品の価値を改めて感じる機会になりました。

腸内環境なくしては語れないくらい、私たちの健康にとって腸内細菌の重要性は増しています。

本間先生によると、腸内細菌は300~1000種類、数にして100~1000兆個。人の体の細胞が37兆個といわれているので、本当に「どちらが体の主なのか」と考えてしまうほど。

やはり腸内細菌の状態が人の健康には最も大切で、ありとあらゆる病気はもちろんのこと、性格や味覚、行動、冷え、老化、睡眠……人間のほぼすべての活動に腸内細菌が関係しているとのお話には、驚きを隠せませんでした。

 

腸内細菌のありようは人種や年齢、食生活などによって異なり、同じ日本人でも十人十色。自分の健康を考えることは、自分の腸内細菌に想いを寄せることにつながるのですね。

寒さが厳しくなる折、お相手を思いやって「ご自愛ください」という言葉が使われますが、それは「腸内細菌を大切にしてくださいね」という意味と重なるように思いました。

本間先生のお話は、私たちが健康な暮らしを送るための気づきをいただく「処方箋」で、腸内細菌が元気になる「発酵食品」や「食物繊維」を心掛けた食事など、からだや自然にやさしい暮らしが、本当の意味での「おくすり」なのかもしれません。

 

本間先生がお話された「不自然なものをとらないこと。すべての栄養をめぐらせること」。これは自然なたべものを自然なままにお届けしたいという、青源本店の想いと重なります。

本間先生、今回も貴重なお話をありがとうございます!

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