21代目社長と社員でつくる! 400年の発酵屋ブログ
2025.10.27

初の海外からのお客様!北欧の皆さまと味噌仕込み体験!!

青源本店にとって記念すべき1日となりました。

なんと、デンマーク・フィンランド・ノルウェー・スウェーデンの北欧4カ国から、計6名の皆さまがツアーの下見として「味噌仕込み体験」に参加してくださったのです。

外国の方々をお迎えするのは、青源の長い歴史の中でも今回が初めて!

創業400年、新たな挑戦を掲げる節目の年に、こうして日本の味噌文化が空の向こうへ広がるきっかけとなったことを本当にうれしく思います。

青源本店「味噌仕込み教室」でおなじみの山越講師が、通訳の方の助けを借りながら、青源が大切にしているポイントをお伝えました。

「味噌は生きものです。微生物と人間が一緒に作るもの。愛情をもって育んでください。」

この言葉に、皆さまは真剣にうなづいていました。

北欧では、味噌のような発酵文化はあまり一般的ではないようです。それでも皆さまとても興味深そうに耳を傾け、ある方はダイナミックに、ある方は指先まで繊細に動かして楽しんでいました。

北欧は太陽の光が少なく、とても寒い地域だそうです。そんな気候の中で、日本の味噌が海をわたり、どんな風に育つのか、私たちもとても楽しみです!

「皆さまが今日仕込んだ味噌は“オンリーワンで、ナンバーワン”。プライスレスな味噌です」

山越講師がお伝えした通り、まさに世界にひとつだけの味噌が誕生しました!

 

仕込みの後は、米麹甘酒と塩麹のお漬物を、試飲・試食していただきました。


甘酒は初めての味だったようで、皆さま少し戸惑いながらも、興味深そうに味わっていました。日本の発酵文化への第一歩、ですね✨

今回参加してくださった皆さまは、北欧各国の旅行会社の方々。今後、青源の味噌仕込み体験が海外ツアーの一部として紹介される日が来るかもしれません!

日本の味噌文化が世界に広がり、言葉は通じなくとも、“発酵”を通して心がつながり、健康が広まっていく。そんな未来を夢見ています。

初めての海外からのお客様との味噌仕込み。青源本店にとって、忘れられない一日となりました。
参加してくださった皆さま、ありがとうございました。

青源はこれからも、味噌の魅力を世界に向けて発信していきます!


It was a truly memorable day for Aogen Honten.
Six guests from four Nordic countries—Denmark, Finland, Norway, and Sweden—joined our “Miso-Making Experience” as part of a preliminary tour. This was the first time in Aogen’s long history that we welcomed overseas visitors!
Our instructor, Mr. Yamakoshi, explained the essentials of miso-making with the help of an interpreter:
“Miso is a living thing. It is made together by microorganisms and humans. Please nurture it with love.”
Though fermented foods like miso are uncommon in the Nordic countries, everyone listened with interest and enjoyed the hands-on experience.
After making miso, guests tasted rice koji amazake and pickles made with shio-koji. For many, it was their first experience with these flavors—a first step into Japanese fermentation culture.
The participants were representatives from Nordic travel agencies, and one day, Aogen’s miso-making experience may become part of overseas tours.
This first miso-making experience with international guests was an unforgettable day for Aogen Honten. We will continue sharing the charm of miso with the world!

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