21代目社長と社員でつくる! 400年の発酵屋ブログ
2025.12.26

創業400年の青源、師走の点描  受け継がれる麹づくりの心 しもつけ工場から

青源味噌は、創業400年。
時代が移り変わる中で、味噌づくりと真摯に向き合い続けてきました。
そして今年、400年の節目の年も、静かに、師走を迎えています。

青源味噌しもつけ工場。
12月26日、年内最後の出麹が終わり、製麹機の大掃除が行われていました。

次の401年目へとつながる、大切な時間です。

 

この秋から、麹づくりの中心を担っているのは荒井剛さん(右)です。
現場の要として、日々強い緊張感と責任感をもって麹と向き合っています。

米はロットごとに水分量が異なり、品種や産地によって特質もさまざま。
そして、その違いは、麹の仕上がりにそのまま表れます。
「大変でした」と語りながらも、青木社長とともにこれまでのやり方を見直し、良い麹を造るための研究を一から積み上げてきました。その積み重ねが、麹の品質をさらに高めています。

「自分の作った麹が、そのまま味噌造りに直結する」
荒井さんはそう語り、身の引き締まる思いと同時に、大きなやりがいを感じているといいます。

青源が400年続いてきた理由は、きっと技術の継承だけではありません。
味噌をつくっているのは、人ではなく、微生物である、
という事実を、真摯に受け止めてきたこと。

だからこそ、機械に感謝し、環境を整え、目に見えない存在に畏敬の念を持つ。
職人の心持ちが整ってこそ、微生物は健やかに働き、良い発酵食品が生まれる。
それが、青木社長をはじめ、青源の変わらぬ考え方です。

製造部門の勉強会も回数を増し、学びは熱を帯びています。
より良い発酵食品づくりを目指して。

 

今年も一年、製麹機は休むことなく働いてくれました。
その働きに感謝しながら、次の一年へ。

創業400年。
そして、401年目からも。
青源は美味しい味噌をつくる努力を、誠実に積み重ねていきます。

 

<関連ブログ>

社長ブログ「味噌は“誰が”造っているのか?」
https://www.aogen.co.jp/blog/581

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