青源は、味噌を加えることでより質の高い美味しさと発酵食品の機能性をひとつにした、新しい料理として味わっていただきたいという思いがある。味噌は、千年を超える日本古来の独自の調味料である。世界に「味噌」は日本にしかない。この味噌をさらに深く研究し、もっと広く用途開発して「日本が誇る伝統的発酵技術でお客様の健康に貢献する」ことが出来るよう新しい挑戦をしている。
宇都宮の青源としては、避けて通れないテーマはなんと言っても「餃子」である。餃子は中国の料理として知られている。そこに味噌を合わせて食べていただくことで新たなおいしさと発酵食品とのコラボレーションを体験していただくのが青源の願いである。
味噌をただの調味料として提供するのでなく、素材のおいしさを引き立て地元の産物とのコラボレーションを生み出す役割を果たしたいと思っている。栃木県産の柚子果汁を使った「餃子の達人」は、今まで何処にもないあっさりとしたヘルシーな「餃子の味噌だれ」になった。「餃子」という別文化の世界の食べ物のために造られた新しい味噌である。
はたして餃子の世界にどう迎えてもらえるかどうか、いま、この味噌だれを餃子と一緒に食べてくださっているお客様の声に、耳をすませているところである。