この夏、地獄と極楽を巡ろう―。話題の「美味しい地獄巡り」の旅へ、青源スタッフも出かけてみました!
まずは、地獄から。「今日、うどん」さんは、東武百貨店を背にユニオン通りを約50m進んだところにある、ピンク色の外壁が目印のお店です。
席につくと、メニュー表に「阿鼻叫喚“激辛贖罪”地獄うどん」「閻魔さまの御前にて懺悔の時!」という目にも恐ろしい文字。
ど、どれほどの辛さなのだろう…。
ふと横を見ると、お一人で訪れた女性が挑んでいるのが、どうやら地獄うどんのよう。「はぁ~。からい。からいというより、痛い!」。耳に入ってくる“悲鳴”。手で口をあおぎながら、水の入ったコップを何度も何度も傾けています。
「じ、じごくうどん、おねがい、します」。逃げ腰で注文すると、サインを求められたのは「免責同意書」。これ、本気のやつだ…(心の声)
それもそのはず。使われているのは、キャロライナ・リーパーという品種のトウガラシ。訳して「カロライナ州の死神」。世界一辛いトウガラシとして桁違いの辛さを持つ、まさに地獄行きのトウガラシなのです。
「キャロライナ・リーパーを調理するときは、危険なのでゴーグルとマスク、手袋が欠かせません」と店主の島野雅人さん。
「あの…きも~ち辛いくらいでお願いします」
罪の深さを辛さで報いるのが地獄うどんなのに完全に怖気付いた。閻魔さま、ごめんなさい。でもたぶん、私そんなに悪いことしてないし、そもそも天国に行けるはず…。心の中で、そう唱えて待つこと数分。
想像していた「地獄」の赤いイメージとは違って、夏野菜が彩る白いスープの見た目もさわやかな一皿が登場しました。
辛さに自信がない場合は、相談すると、マイルドなトウガラシを使用してくれるそうです。体調に応じて調節できるので安心ですね。
豆乳ベースのスープには、青源本店の生の白味噌を使っていただいています。まろやかなコクのあるスープは早くも極楽の兆し。(辛さを抑えていただいたので、贖罪になっていない?)無事完食し「懺悔札」をいただくことができました!
次の「光琳寺」は「今日、うどん」から約1キロ。歩いて約20分、車で5分ほどの場所にあります。
懺悔札に何を書こう。これといって悪事は働いていませんが、ちょっぴり直したいと思っている癖を書いてみました。参道を進み、本堂に入ると、厳粛な空気に身が引き締まります。不思議と気持ちが静まり、自分自身と向き合う良い機会にもなります。
イベントに合わせて8月いっぱい見ることができる「六道地獄絵図」(写真の両側)とも初対面。悪人と思われる人々の行く末といったら、とても言葉にできません。地獄ってこんなに恐ろしいところなの?絶対に行きたくない!心からそう思わせる、絵図でした…。
秘仏の閻魔さまの御神体は、8月16日(金)に公開されます。この日は午前10時からご住職による地獄絵図の絵解きもあるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
懺悔が済んだら免罪符を受け取って、いよいよ青源本店へ!極楽の甘味・生みそソフトクリームがお待ちかねです。
甘くてほんのりしょっぱい、お味噌屋さんのソフトクリーム。免罪符を眺めながら、地獄を振り返ると…しみるなぁ、このおいしさ。
生みそソフトクリームに使われている生味噌の種類は週替わり。白味噌、赤味噌それぞれのおいしさがあるので食べ比べも楽しめます。
この季節、青源本店は、味噌おにぎりやお味噌汁、キッシュのほか、夏季限定の冷やしぶっかけ飯、発酵夏ごはん、冷たい甘酒ドリンクなどなど、夏の「腸活」を応援するメニューがいっぱい!
さらに「腸活」の強い味方!腸も生き抜く日本古来の乳酸菌発酵飲料「pedio(ペディオ)」もございます。
激辛うどんと歴史深い絵図で「地獄」を味わった後は、おいしくおなかの中を整え、極楽の腸内環境へと導きましょう!
「美味しい地獄巡り」は8月31日(土)まで。宇都宮のおいしいを味わう地獄と極楽の旅へ、ぜひお出かけください♪